35日間のインド旅を終え、マレーシアはクアラルンプールに飛んできたケビンです。
インドを離れてわずか4日ですが、既にインドが恋しい。
絶賛、”インドロス”に苦しんでいます。
インドに1か月以上もいると、当然ですがインドという国に慣れます。
毎日カレー食ってたし、平気で信号無視してたし(右手で車を制しながら)、左手でお尻拭いたりもしてました。
そんな状態でマレーシアにやってきたので、もう色々と違和感が半端ありませんでしたね。全く異なる国なので当然と言えば当然ですが。
しかし、こういった違和感というのは時間が経てば経つほど薄れてしまうんですよね。”違和感”が知らぬ間に、”当たり前”になってしまいます。
ということで、記録のために僕が感じた違和感を『インドから帰国した旅人にありがちなこと5選』として記事に残します。
インドに行ったことがある方なら「あるある!」(もしくは「ねーよ」)と納得してくれるかと思います。
それではいってみましょう!
インドから帰国した旅人にありがちなこと①:街が静かすぎて逆に落ち着かない
クアラルンプール、マレーシアの首都なのにマジで静かです。
いや、”静か”というのはたぶん違っていて、正しくは“インドと比べたら割と静か”ってことなんだと思います。
インド行った方なら分かると思うんですが、騒音がすごいんですよ。ちょっと箇条書きにしてみましょうか。
- バイク、タクシー、一般乗用車、リキシャーのクラクションがずーーーと鳴ってる(小さな道でも)
- 車両の数自体もスゴイ。割と規模の小さい街にいても夕方には「君たちどこに居たん?」ってくらいバイクや車が走ってる。さすが人口13億人
- 家畜や野犬がうるさい(牛もたまにモォモォうっさい)
まあ一番はバイクや車の走行音とクラクションですね。ベトナムのハノイもうるさかったんですが、その2000倍くらいうるさかったです、インド。
そんな状態でクアラルンプールに来たので、静かすぎて未だ落ち着きません。
クアラルンプールでも歩行者は隙が出来たら道路を横断するんですが、なんとここの自動車はクラクションをあまり鳴らしません。なんなら減速してくれます。すげえ。
「おいおいインドだったらクラクションの暴力を受けてるぜ?」と毎回思ってしまうのは、インドに慣れ過ぎたからでしょう。日本に帰国してたらもっと静かに感じてただろうなあ。
インドから帰国した旅人にありがちなこと②:現地人との絡みが薄くて「もっと来いよ」と内心思っちゃう
【インドの場合】
「マイ・フレンド!タクシー乗る!?乗る!?乗るったら乗る!?ねえ乗るよね?んん??乗らない?じゃあいくらなら乗るんだ!?なに??その値段は無理だ!この値段で手を打とう、来い。え、乗らない??じゃあ最終この値段!来い!!ヘイ、どこに行くんだ!マイ・フレンド!!」
【マレーシアの場合】
「タクシー?」
※以上
って感じなので、はっきり言って張り合いなさ過ぎて拍子抜けしましたね。
「もっと、なんつーか・・・がっつり来いよ!」と内心思っちゃいました。(しつこくないのはいいことなのにね)
インド人はフレンドリーなので、長距離電車などで近くになった人とお喋りする確率も高いです。タクシーの客引きに限らず、現地の人と交流する機会が非常に多いんですね。
しかし、日本をはじめとした先進国では現地人との交流が減ってしまいます。知らない人と気軽に交流しませんからね。
その場でちょっとした会話をすることはあるかもしれませんが、それ以上のこと(食事に誘うなど)はあまりありませんよね?
いま思えば、先進国ではこういった地元民との交流が少なかったため、旅しても面白くなかったんだと個人的に思います。(Couchsurfingなど使えば別だったかもしれませんが)
インドから帰国した旅人にありがちなこと③:こそこそしながらビールを買っちゃう
さっき、クアラルンプールの売店でビールを買ってきて、宿で飲みました。インドでよく飲まれる『キングフィッシャー』のストロングがあったので、それを200円くらいで購入。美味しかった。
「ビールを買って飲む」は日本人からしたら別に普通のことなんですが、こんな些細なことでも結構色んなことを心配しちゃったんですよ。
- 「え、この売店こんな大っぴらにビール売ってていいの?」
- 「ちょ、ビール買ったけど中が透けない黒いレジ袋くれなくていいの?」
- 「いまビール素手で持ってるから、隠しながら宿に帰ろう」
- 「ていうか、宿で飲んでたら怒られないかな?」
と、心配事でいっぱいでした。
それもそのはずで、ヒンドゥー教が大多数のインドでは飲酒は基本的にいいものとされていないんですね。
アルコールを売ってる店を探すのにすら手間取りますし、買えても黒いレジ袋を貰って中身が見えないように持ち帰る必要があります。(インドでも、ゴア州などアルコールに寛容な州はありますが)。
基本的におおっぴらで飲酒するのはNGですが、それはホテルやゲストハウスでも一緒。他者が存在しないホテルの一室でしたらOKですが、受付フロアの団らんスペースなどの共有部分で飲むのすらダメな場合が多いです。
そんな環境にずっといたら、簡単にお酒が買えてしまうこと自体に違和感を感じてしまうんですよね。未だこの感覚が抜けません。
インドから帰国した旅人にありがちなこと④:親切を受けると身構えちゃう
インドのとある宿がすごくいい宿で、とにかく親切にしたくれた。無料でバイクで連れ回してくれたり、ビールご馳走してくれたり。しかし、その宿系列の土産屋で何も買わなかったら態度が激変。割愛するが怖い目にもあった。結局、観光客を相手にしてるインド人は金目当て。無償の優しさなんてのは無い
— ケビン@ゴリラになりたい (@kven_son) November 29, 2017
上のツイートでも書いたように、観光客を相手にしてるインド人は、親切に『裏』があることが殆どでした。
『ただの善意』なんてことは基本的にありえなくて、結局待ってるのは高額請求やチップの懇願なのです。(あくまで観光客を相手にしてるインド人の場合)
それを悟ってしまった僕は、親切にされたら「なんか裏があるんじゃないか」と身構えてしまう、悲しい人間になってしまいました。
その証拠に、先日クアラルンプールでUBER(ネット上で決済できるタクシー)に乗ったんですが、そのドライバーが色々マレーシアのことを教えてくれて。
「マレーシアに来たなら〇〇に行くべきだよ」
「日本は素晴らしい国だ」
などなど、観光のオススメを教えてくれただけでなく、日本をべた褒めしてくれたので、僕は相当構えてしまいました。
なぜなら、これがインドだったら、いずれドライバーは以下のセリフを切り出すからです。
- 「〇〇円でツアーガイドやるから、これから一緒に行かないか?」
- 「色々教えたからチップちょうだい」
しかし、最後に待っていたのは”握手”のみ。
ただのめっちゃいいヤツでした。インドだったら3%くらいの確率でしか逢えません。
インドから帰国した旅人にありがちなこと⑤:もうインドに行きたくなっちゃってる
僕はインドを35日間旅して、南から北まで10都市以上巡りました。
はじめの方はインドの良さが見いだせず、「早く帰りたい」と思ってましたが、今ではインドを離れて4日で既にインドを再訪したくなっています。
旅人の中では、「もう二度とインドに行きたくない」って方も多いことは承知してますが、インドにハマる人が一定数いるのも事実。
良い面ばかりでなく、むしろ嫌な部分の方が多いのに、なぜこんなにもインドは僕らを魅了するのでしょう。ほんと、不思議な国です。
インドに興味があるけど行ったことが無いって人は、思い切って1ヵ月くらいかけて南から北を巡ることをお勧めします。ルートは相談に乗るので、ツイッターやお問い合わせからお気軽にご連絡ください。
インドあるある、いかがでしたでしょうか
以上、インドから帰国した旅人にありがちなこと5選でした。
最後にまとめます。
【インドから帰国した旅人にありがちなこと】
- 街が静かすぎて逆に落ち着かない
- 現地人との絡みが薄くて「もっと来いよ」と内心思っちゃう
- こそこそしながらビールを買っちゃう
- 親切を受けると身構えちゃう
- もうインドに行きたくなっちゃってる
記事を書き終えた後になってから、他にも「あるある」が思い浮かんできましたが、とりあえずはこんな感じで。
「インドで腹の底からムカついた出来事」も以下の記事で紹介しましたので、よろしければ読んでみてください!ではでは。
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KLでもブリックフィールドなんかのインド街はソートーなもんだと思ってましたが、本国?はすごいんですねヽ(´▽`)/
コメントありがとうございます!
KL行かれたんですね。同じ系統の顔をしてますが、ふるまい方が全然違いますね。別の人種って感じです。同じ顔なのにw
もうすぐ、インド旅行にいきますが、ドキドキです。
リシケシでアーユルヴェーダの体験をしたいと思っていますが、おすすめの場所をご存知ですか?
インド旅行うらやましいです!
あいにく、セラピーやヨガ系は未体験なのでアドバイスできずスミマセン…。
リシケシはとてもいい場所と聞いてるので楽しんでくださいね!