先日、1ヶ月の台湾・台北プチ移住生活を終え、今度はシンガポールに移ってきたケビンです。
1ヶ月もいると台湾の人、文化、国、働き方、生き方…などなど色々と「日本と違うな〜」と感じることがあるんですよね。
せっかくなので、短期間ではありますが、ぼくが台湾で暮らして感じた7つのことについてシェアしたいと思います。
- 「台湾への移住を考えている」
- 「台湾と日本の違いを知りたい」
などが気になってる方は、ぜひ読み進めてください!
台湾に1ヶ月プチ移住して感じた7つのこと
①:基本的には優しく親日なので過ごしやすい
これについては、皆様も散々聞いたことがあると思うので短めにしますね。
台湾人はマジで親日です。
この事実は誰にも否定できないんじゃないかと思います。街は日本のファッションや化粧品で溢れ、飲食店やジムに行っても日本語の曲がかかっていることがあります。ここまで日本文化が溶け込んでいる国、ありません。
ちなみに、ぼくはつい最近まで世界一周的な旅行で26カ国訪問しましたが、そんなぼくから見ても台湾人は圧倒的に親日でした。
具体的なエピソードとしては、
- 日本人と分かると笑顔になる店主を何人も見た
- 日本の文化、音楽、商品が好きな若者が沢山
- 日本が好きで日本語を勉強してる人が多い
挙げるときりがありません。
たまに、台湾に移住した人の中に「そんなことはない。短期旅行だから台湾人のいい面ばかり目につくんだ」と言う方がいますが、もちろん例外はあります。どこの国にもイヤな奴はいますよね。
個人的な見解としては、台湾人の
- 2~3割が日本好き
- 5割が別にどっちでもない
- 1〜2割が好きじゃない、どうでもいいと思っている
といった感じだと思いました。(個人的な見解です)
つまり「親日」といっても、みんながみんな「日本大好き!」ってわけでもないってことです。でもやっぱり、日本に対して好意的な人が他の国と比べて多いと感じましたね。
あとは根本的に優しく、いい人が多いです。
電車でも年寄りにすぐに席を譲るし、道に迷ったり電車の乗り換えが分からなくても面倒くさがらずに教えてくれる人が台湾人には多いです。
ちなみに、以下でツイートしましたが、台湾最終日に、お世話になったジムのスタッフからお菓子と手紙をいただきました。優しすぎます…。
週5,6回通った台湾・台北のエニタイムフィットネスのスタッフさんから手紙とお菓子を頂きました。
わざわざ日本語で書いてくれるなんて泣ける…ほんと、台湾は温かくてフレンドリーな人が多い。また戻ってきたいジムとなりました。 pic.twitter.com/iu0uVssMuI
— Kevin@シンガポール (@kven_son) May 2, 2018
②:台湾の物価は別に安くはない
1ヶ月プチ移住した際の費用は88,942円(一日あたり2,965円)でした。
3食全て外食+毎日おやつ食べてた+ほぼ毎日カフェ、と言った感じなので別に高くはないのですが、タイやマレーシアなどの東南アジアと比べたら割高な印象です。
費用の詳細や安く滞在するコツなどについては『台湾・台北に1ヶ月滞在したらかかる費用を大公開!安く滞在するコツも』で解説していますので合わせてご覧ください。
③:治安良すぎ。危ない目にあったのはゼロ
こちらも有名な話ですが、台湾の治安はかなりいいです。
どのくらい治安が良いのかというと、
- 深夜近くでも女性が一人で歩いてる
- カフェなどでパソコン開きっぱなしで離席する人多い(つまり盗まれない)
- 詐欺や暴行に遭った旅人を聞いたことがない(東南アジアではよく聞く)
とはいえ、外務省によると
人口当たりの刑法犯認知件数は日本の約1.5倍となっており注意が必要です。警察当局の統計(2016年)によると,刑法犯認知件数は29万4,831件で,このうち,暴力犯罪(殺人,誘拐,強盗,ひったくり,重傷害,脅迫及び強姦)は1,627件発生しています。
と記載されてるので一応注意はした方が良さそうです。特に夜市のスリに注意したり、深夜のタクシー利用、深夜の外出は避けるに越したことはないでしょうね。
余談ですが、書いていてマレーシアでスキミングやひったくりに遭ったことを思い出しました。台湾ではこれらが起こるイメージが出来ないくらい治安がいいと感じましたね。
④:台北の街中は発達してるので生活に困ることはない
ぼくは3週間台北・西門エリア、残りの1週間は新台北市(地下鉄でいうと『江子翠』)に滞在したのですが東京と同じくらいの水準で生活することができると感じました。
ファッションに関しては、西門に行けばNIKE、ADIDASなどブランド物が沢山ありますし、さらにTシャツ1枚400円など激安店も多数あり価格の幅があるため予算に合わせた買い物が出来ます。
「ちょっとした小物がほしいな〜」と思ったら中山にあるDAISOに行けば解決しますし、地下鉄も発達してるのでどこに行くにしても便利です。
⑤:台湾のご飯や料理は美味しいが、飽きた
台湾グルメが大好きな身としてはとして悲しい出来事だったのですが、台湾飯は1週間で飽きてしまいました。
なんか甘ったるいというか(恐らく八角の味と香り)、味がワンパターンな印象です。
美味しいは美味しいんですが、3食同じ味を食べるのはちょっとしんどい…。結果、1週間を過ぎた辺りからコンビニ飯を多用するようになりました。
でも台湾のコンビニ飯は美味しいんですよね。
弁当、パスタ、そば、サンドウィッチ、おにぎりなどが100〜300円くらいで買えるので重宝しました。
個人的なおすすめコンビニ飯は麻婆豆腐とおにぎり。
台湾のおにぎりは具が多いので最高でしたね!(その代わり日本のおにぎりと値段は大差ありません)
現在シンガポールですが、個人的には台湾より食が多彩で飽きないです。
シンガポールは多民族国家なのでマレー・インド・中華・インドネシア料理などバラエティに富んだ料理があり、食に関して言えば個人的にはシンガポールの方が飽きが来ませんね。
⑥:台湾は車優先&運転荒いので移住者は要注意
台湾は車やバイクの運転がマジで荒いです。しかもガンガン突っ込んでくるので、日本と同じ感覚で歩いてると最悪轢かれます。(というかリアルに轢かれた人を知っています)
上の方で「台湾人は優しい人が多い」と書きましたが、正直、運転をしている台湾人はあまり好きではありません。
特に台湾でかなり普及しているバイクは相当危ないです。皆さん、ものすごいスピードで道路を走り抜けますし、道が混んでると歩道を走るドライバーさえもいます。
「そんなスピードでそんな狭い路地走って、万が一動物や子供が飛び込んできたらどうするの?」と少なくとも100人以上の台湾人ドライバーに問いかけたいです。
台湾を旅行する予定のある方は『【運転荒すぎ】優しい台湾人は自動車に乗ると豹変する【台湾の交通マナー】』という記事を読んで、台湾の交通マナーについて知ってから渡航することをおすすめします。
⑦:台湾の労働環境はそんなにひどくない
ツイッターやブログで「台湾の労働環境は悪い」と読んだことあるんですが、個人的にはそんなにひどくないと感じましたね。
ぼくの台湾の労働環境の印象は、下記のツイートの通りです。
台湾の労働環境を「ブラック」と揶揄する人もいますが、ぼくが見た台湾は、
・人気店でも日曜日は閉まってる所ある
・残業しない人多い
・仕事中に雑談、スマホいじってる
・「客が神様」なんてことは無いこんな感じで、日本より労働環境良さそうには見えました。1ヶ月でも住むと色々見えてきますね
— Kevin@シンガポール (@kven_son) May 4, 2018
基本的に緩く、仕事は日本と比べゆとりがある印象を受けました。
ツイートで『「客が神様」なんてことはない』と書いていますが、このマインドはとても大切だと感じています。「お客様は神様」という思考は日本のブラック労働の根源ではないかと感じているからです。
台湾に行ったら分かりますが、サービスを提供する側と客は限りなく対等な関係です。そしてこれこそが客と店の本来あるべき、健全な関係なんだと思います。
日本の過剰なサービスは異常でちょっとおかしいんですよね。そのことに気付かされます。
まとめ:台湾は日本に似てるが、物価など移住してみると全然違った
以上、台北に1ヶ月プチ移住した感想をお伝えしました。
日本と町並みが似ている箇所があったり、日本の商品・料理・店をよく見かけますが、やっぱり全然違う国なんですよね。
1ヶ月住みましたが、文化、働き方、物事の考え方など日本と異なるので刺激になりました。
台湾は3ヶ月以内であればビザ不要で滞在できるので、ぜひ気軽に行ってみください!ぼくも次は南と東に滞在したいですね〜!
台北の物価(宿代、食費、移動費など)について詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
台北に住むことが決まったら、西門にある天天利という店が美味しすぎるので絶対に行ってください!詳細は【西門】天天利美食坊に10回以上通ったのでオススメを教える という記事を書きました。
ではでは、ケビン(@kven_son)でした!
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