こんにちは、ケビンです。
僕は新卒で入社した会社を約4年で退職し、夢だった世界一周の旅に出ました。
これまでのルートとしては、日本(実家の大阪→兵庫→愛媛→広島→福岡→那覇→久米島→那覇)⇒台湾⇒香港⇒中国(深セン→広州→南寧)⇒ベトナム⇒タイ⇒マレーシア、と言った感じです。
那覇から出国したのは2017年1月25日。
今この記事を書いているのは同年の5月2日。
お分かりの通り、まだ旅に出て3か月ちょっとしか経っていないし、4か国しか行ってません。しかし、こんな短期間で旅にマンネリを感じてしまっています。
今回はその理由と対策について、個人的に思うことを書きます。
旅を始めてから心境の変化を時系列で
旅の始まりは台湾
那覇から台北に飛んで、旅をスタートさせたのが2017年1月25日。
初日の感想を書いた記事は以下。
台湾ではあらゆることが新鮮でした。
ローカルなレストランで注文の仕方がわからず飯を食べるのにすら苦労したり。スケールのでかすぎる寺に驚いたり。初めて路上でギターを弾いたり。とある中学校で講演をしたり。台湾人の家族の家に2日泊まらせてもらったり。
すべてに胸の高鳴りを感じていました。
最終的に、台湾に滞在したのは1か月。台湾はほぼ一周することができました。
台湾での心境は「旅楽しい!」。
しかし・・・。
海外旅行に飽きた!?香港に飛び、陸路で中国を抜けベトナムへ
さて、次に行ったのは香港。
人生3回目だったので大きな驚きや感動は特にありませんでしたが、それでも趣味の筋トレや路上ギターでそれなりに充実した時間を過ごせていました。
しかし殆ど観光はしてません。
午前は宿でYoutube見たり、ブログ書いたりして、午後に散歩したり筋トレして、夜は路上でギターを弾く。そんな生活をしてました。
あ、でもスタンレーってとこには行きましたね。中々よかった。
香港は2週間ほどで出て、電車で中国・深センへ。
中国は初めてだったし、色々とショックな光景も目の当たりにしましたが、全部想定の範囲内。本、ネット、テレビなどで聞いていた通りの中国でした。子供やオッサンがその辺で小便するとか。
この時期から、観光自体が面倒くさくなります。
無理して観光は行かなくなり、宿やカフェに籠るのが楽しくなります。
「せっかく海外にいるのにもったいない」、という指摘も理解できるのですが、モチベーションが低い状態で観光してもあまり楽しくないんですよ。
それだったら一度帰国してまた旅に出たくなったときに、がっつり観光すればいい。そう思うようになりました。
中国は14日ほど滞在し、長距離バスでベトナム・ハノイへ。
ベトナムも人生初めて。
国境近くで食べたフォーが衝撃的に美味しくて、旅の楽しさが少し持ち直します。
ご飯がうまい、ビールが安い(コンビニの缶が大体50円くらい。ビアホイってとこに行けば生ビールも50円以下)、自然豊か、人がやさしいしエネルギッシュ。
サパやニンビンといったところにも行き、割とガッツリと観光しました。
路上演奏も土日だけでしたが、計4回いきました。
洒落たカフェでライブする機会もありました。
音楽は本当に人と人の壁をなくす。
ギターを弾いてるだけで、多くの現地人とつながりが持て、友達ができました。
ベトナムの中部、南部にも将来絶対に行こうと心の中で誓って、次の国・タイに飛びました。
バンコクでほとんど観光をしなくなる
決定的だったのはタイに着いたとき。
文字も文化も人もこれまでの国と全然違うのに、感動したりワクワクしなくなった自分に気が付きます。
これまでは飛行機の中や現地に着いた瞬間はワクワク・ドキドキしていたんですが、タイでは一切それがありませんでした。
首都のバンコクではマジで観光してません。
朝早く起きてYoutube見ながらコーヒーを飲み、午後からブログと筋トレをする日の方が楽しいと感じていたんですよ。
そして、バンコクからチェンマイ行きの寝台列車の中。
(※チェンマイ:タイ第2の都市。バンコクから北に約700km)
景色を見ながら、旅を終えた後にやりたい事がたくさん頭に浮かんできました。
- ニュージーランドを自転車で一周したい。
- 北海道を自転車で一周したい。
- 北欧の国を自転車で周りたい。
- 高円寺、西荻窪辺りに家を借りて住みたい。
- もっとしっかりと筋トレしたい。旅は移動が多く、しっかりと鍛えれない日もある。本気で鍛えるなら、定住するのが一番楽。
- 大阪城公園でバーベキューしたい。
- 博多に家を借りて住みたい。
- 日本のコンビニで漫画を立ち読みして、METSのカロリーゼロのコーラを買って、家に帰ってひたすらゲームしたい(バイオハザード7やりたい)
- リゾートバイトを経験してみたい。
今この瞬間も旅しているはずなのに、「目の前の旅」に全く集中できていないんです。
世界一周の旅に出れたら毎日ワクワクで幸せなんだろうな~と少し期待していたんですが、ワクワクは薄れました。好きなことやってますが、幸せと言えるかもわかりません。
旅に飽きている原因はルーチン化
こんな感じで、徐々に旅に飽きかけている僕ですが、理由はわかっています。
旅が日常と化し、ルーチン化しているからです。
僕は元々飽きっぽいのでこうなることはなんとなく予測はしていたんですが、実際なってみると少しさびしい。
何でもそうですが、最初はワクワクすることでも、それが毎日続くとマンネリを感じてきます。
旅に飽きない方法ってあるの?
あくまで個人的な見解ですが、人は必ず長期の旅に飽き、マンネリを感じます。
しかし、ちょっと工夫すればマンネリは打破できるんじゃないかなと思っています。
その方法について、いくつか考えてみました。
旅のマンネリを打破する方法①:旅を中断して別のことに集中する。
これは僕の好きな小説家・石田ゆうすけさんの小説の受け売りなんですが、いっそ旅を中断してしまうのは感受性を取り戻すのにかなり有効です。
石田ゆうすけさんは7年半かけ自転車で世界一周した方なんですが、彼自身も感受性の鈍化に陥り、旅にワクワクしなくなったんですね。
そこで石田さんは、ロンドンの弁当屋で働くことにします。
数か月働いた後は、旅への意欲が回復し、バイト代で懐も暖かくなったわけです。
このように、旅を中断してしまえば、いずれ旅が恋しくなり、モチベーションが回復する可能性が高いです。
▲石田ゆうすけ著の「行かずに死ねるか!」。旅好きなら必読の本。やっぱり自転車旅行はワクワクします。おすすめです。
旅のマンネリを打破する方法②:旅にコンセプトを持たせる。
ただ本能の赴くままに旅するのもいいんですが、コンセプトを決めた方がマンネリはしにくいんじゃないかなと思います。
僕の場合は、
- 世界中で筋トレする
- ギターやブログで稼ぎながら旅する
この二つをコンセプトに旅してるんですが、おかげで普通の人より濃い旅ができているんじゃないかなと思います。
世界各地で筋トレすることで、その国のフィットネス文化が垣間見えるし、現地マッチョと関わりが持てます。(ホモじゃないよ)
路上ギターも現地人と出会える最高のツールです。僕にとって、筋トレとギターは確実に旅を濃くしてくれています。
旅が濃い方が、当然飽きにくいです。(まあそれでもマンネリは感じちゃってるんですがw)
逆に、「世界の絶景を見て美味しいものを食べる!」だけだと間違いなくマンネリを感じます。
何かコンセプトを持つと、それがスパイスになり旅をより印象深くしてくれるものです。
旅のマンネリを打破する方法③:毎日に小さな変化を持たせる。
これは会社員時代から実行していたことですが、旅に出てからも非常に有効です。
会社員時代、僕は毎日小さな変化を意識して行っていました。
少し例を挙げると、
- 通勤、帰宅ルートを変えてみる
- 行きつけの店で違うメニューを頼んでみる
- 敢えて行きつけの店に行かないで、気になってたあの店に行ってみる
- いつもより早く出社する
- いつもより遅く出社する
毎日、些細な「いつもと違うこと」を意識してやってました。
そうした方が新しい発見に出会える可能性が高くなります。
旅でも一緒です。
僕の場合は、一人で行動するのが好きなんですが、たまに誰かと一緒に観光すると違った楽しさがあっていい刺激になります。
まとめ:旅行は飽きるが対策は可能
まとめに入ります。
旅が長くなると、旅が日常と化し、感動が薄れてきます。
マンネリを打破する方法としては、
- 旅を中断して別のことに集中する
- 旅にコンセプトを持たせる
- 毎日に小さな変化を持たせる
一例ですが、こういったことが挙げられます。
この記事はマレーシア・ペナン島で書いてるんですが、僕自身、実際に上記の組み合わせを行うことでまた旅が楽しくなってきています。
普段は一人行動が好きなんですが、勇気を出して宿で出来た友達とスクーターを借りてペナン島を一周。次の人は観光は全くせずに、近所のカフェでブログを書く。
このようにメリハリをつけて旅を楽しんでいます。
この記事が旅にマンネリを感じてる方、これから長期旅行に行く方の参考になれば嬉しいです。
ではでは!
よろしければツイッターをフォローしてください~。
■関連記事:
サプリやオーガニック食品を安く購入するならiHerbが人気。商品によってはAmazonや楽天の半額で入手できることも。
さらに、クーポンコード「RLJ125」を使えば、
- 新規で利用する方:お会計が10%OFF
- リピーターの方:お会計が5%OFF
になります!
以下のリンクは既にクーポンコード「RLJ125」が適用されているので、お会計ページですぐに割引が効きます。
ぜひご利用ください!